2007年03月13日
おやかまっさん!
先日お客様に「おやかまっさんどした!」といわれた。
懐かしい響き・・・。
そういえば、実家にいるころはよく聞いたな 「おやかまっさん」
おばあちゃんは電話とか、また先日行った家の方に出会ったりしたとき「こないだは、おやかまっさんどしたなー。」とよく言っていた。
訳すると「おせわさまでしたね」という意味になるんだろう。
「おやかまっさんどした。」
私も今度使ってみようと思う。
そう普通に。
懐かしい響き・・・。
そういえば、実家にいるころはよく聞いたな 「おやかまっさん」
おばあちゃんは電話とか、また先日行った家の方に出会ったりしたとき「こないだは、おやかまっさんどしたなー。」とよく言っていた。
訳すると「おせわさまでしたね」という意味になるんだろう。
「おやかまっさんどした。」
私も今度使ってみようと思う。
そう普通に。
Posted by yoriko at
18:14
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2007年03月10日
玄関で長話し
おばあちゃんは、ほんまに話好き。
といっても、近所の奥様方はみんなはなし好きだった。
「こんにちはー」といって、家に来たとたん座って話し込む。
私の家ではいつも玄関は開けっ放し!
誰が入ってきてもOK状態。
「すんまへーん。」といって、家の中を呼ばれたら、玄関まで出て行く。
玄関を入ると、土間があって、靴を脱いで上がるには40~50センチくらい上の床へあがらなければならない。
現在の家ではバリヤフリーとか、使い勝手とかでこんなに床が上がってはいない気がする。
しかし、この床の高さが腰掛けるにはちょうどいいのだ・・・。」
ここに、腰掛けて、話し込む。
おばあちゃんもその前に「ちん」と正座して話しこむ。
ときより、お茶を出したりお菓子をだしたりもする。
外を通る人たちも特に気にも留めない感じ。
結構こういう姿、見られたんです・・・。
外を通る人が、知り合いだと話を中断して「こんにちわ」とか「あら、○○はん」と話してる二人で声をかける。
おばあちゃんが話す声は、とても大きい。
「ここだけの話どすけどな・・・」といいながら、居間にいる私まで聞こえてくる。
そのほかは、たぶん近所まで聞こえてたやろなー。
おばあちゃんは、朝早くからの来客ともしゃべるため、その声を遠くで聞きながら朝目覚めたことも少なくはない。
ざわざわする、近所のおば様がたの話し声・・・。なんか安心するなー。
今では、外で話す人の声すら少なくなって、車の音ばかり・・・。
なんだか寂しくなる「京」このごろなのです・・・。
といっても、近所の奥様方はみんなはなし好きだった。
「こんにちはー」といって、家に来たとたん座って話し込む。
私の家ではいつも玄関は開けっ放し!
誰が入ってきてもOK状態。
「すんまへーん。」といって、家の中を呼ばれたら、玄関まで出て行く。
玄関を入ると、土間があって、靴を脱いで上がるには40~50センチくらい上の床へあがらなければならない。
現在の家ではバリヤフリーとか、使い勝手とかでこんなに床が上がってはいない気がする。
しかし、この床の高さが腰掛けるにはちょうどいいのだ・・・。」
ここに、腰掛けて、話し込む。
おばあちゃんもその前に「ちん」と正座して話しこむ。
ときより、お茶を出したりお菓子をだしたりもする。
外を通る人たちも特に気にも留めない感じ。
結構こういう姿、見られたんです・・・。
外を通る人が、知り合いだと話を中断して「こんにちわ」とか「あら、○○はん」と話してる二人で声をかける。
おばあちゃんが話す声は、とても大きい。
「ここだけの話どすけどな・・・」といいながら、居間にいる私まで聞こえてくる。
そのほかは、たぶん近所まで聞こえてたやろなー。
おばあちゃんは、朝早くからの来客ともしゃべるため、その声を遠くで聞きながら朝目覚めたことも少なくはない。
ざわざわする、近所のおば様がたの話し声・・・。なんか安心するなー。
今では、外で話す人の声すら少なくなって、車の音ばかり・・・。
なんだか寂しくなる「京」このごろなのです・・・。
Posted by yoriko at
10:25
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2007年03月09日
「あて」と「うち」
おばあちゃんの話、今日は「あて」と「うち」について。
おばあちゃんは長電話をよくする。
私の家は長い間黒電話だった。その前に「ちん」と座って、電話をするおばあちゃん。
相手は、仕事関係か、同級生。おばあちゃんは、隣の町内(それくらい近いところから)嫁いできたため、昔からの友人が沢山いた。
おばあちゃんの話す言葉。
電話では、あいづちがよく出てくるため、とても面白い。
まず「あてもそうおもうねんわー」「そやね、あてわな・・・。」そして「うちではちゃうわ」「そやけどうちではそーやしなー。」
この「あて」と「うち」。
どう使い分けるのか?
おばあちゃんの場合というか、私たちの京都の街中ではたぶんこう。
「あて」は自分自身のことをさし、「うち」はその家の人みんなとか、その家族をさすことが多い。
それを、上手に使い分ける京言葉。なんとも「はんなり」素敵!
これをいつもそばで聞いていた私も、ついつい普段使っている。
ただ「あて」ではなく「私」になっているけど。
おばあちゃんは長電話をよくする。
私の家は長い間黒電話だった。その前に「ちん」と座って、電話をするおばあちゃん。
相手は、仕事関係か、同級生。おばあちゃんは、隣の町内(それくらい近いところから)嫁いできたため、昔からの友人が沢山いた。
おばあちゃんの話す言葉。
電話では、あいづちがよく出てくるため、とても面白い。
まず「あてもそうおもうねんわー」「そやね、あてわな・・・。」そして「うちではちゃうわ」「そやけどうちではそーやしなー。」
この「あて」と「うち」。
どう使い分けるのか?
おばあちゃんの場合というか、私たちの京都の街中ではたぶんこう。
「あて」は自分自身のことをさし、「うち」はその家の人みんなとか、その家族をさすことが多い。
それを、上手に使い分ける京言葉。なんとも「はんなり」素敵!
これをいつもそばで聞いていた私も、ついつい普段使っている。
ただ「あて」ではなく「私」になっているけど。
Posted by yoriko at
11:09
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2007年03月05日
着倒れ
おばあちゃんが言っていた。「京都の人はな、家でしっそな食べ物を食べてても、着るもんだけはええもん着なあかん。」と・・・。
小さい私は、「あーそうなんや」となんとなく思っていたが、この「ええもん」ということの意味を最近しりつつある。
着るもので「ええもん」といえば、ブランド物とか高価なものを思いがち。
でも、私の周りの京都人はあまり高価なものは身に着けない。
そのかわり、センスを身に着ける。センスの良いものを着て、自身をつける。それがおばあちゃんの京都流。
おばあちゃんもセンスが良い。自分サイズのオーダー服に、数々の着物。どれをとっても見本になる。
決して高価でもなく甘美でもないが、「おしゃれ」なのです。
これが、京言葉「はんなり」というのに、結びつく気がするのです。
京都人は食べるものは体によく、贅沢をしない。そしてセンスのいいモンを身につける。
おばあちゃんから習った、京都人としてのひとつです。
小さい私は、「あーそうなんや」となんとなく思っていたが、この「ええもん」ということの意味を最近しりつつある。
着るもので「ええもん」といえば、ブランド物とか高価なものを思いがち。
でも、私の周りの京都人はあまり高価なものは身に着けない。
そのかわり、センスを身に着ける。センスの良いものを着て、自身をつける。それがおばあちゃんの京都流。
おばあちゃんもセンスが良い。自分サイズのオーダー服に、数々の着物。どれをとっても見本になる。
決して高価でもなく甘美でもないが、「おしゃれ」なのです。
これが、京言葉「はんなり」というのに、結びつく気がするのです。
京都人は食べるものは体によく、贅沢をしない。そしてセンスのいいモンを身につける。
おばあちゃんから習った、京都人としてのひとつです。
Posted by yoriko at
14:17
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